失敗しない資金計画

注文住宅の資金計画は、土地の購入価格や住宅の建設費用の総額がある程度明確化してから立案されるのが一般的ですが、それでは自分達の理想的な住宅が目の前にある為に少しの無理ならと支払いの限度額を超えてしまう事があり、その無理が次第に日々の生活を圧迫して住宅を購入した事を後悔してしまうケースが数多くあります。資金計画で失敗しない為には、住宅に関する情報を得る前の自分達の大雑把な希望予算を元に主人の生命保険の死亡保障金額の見直しを行い、生命保険の月々の支払いを削減した上で自分達が月々いくらまでなら支払えるかを算出し、自分達の当初の予算の範囲で注文住宅の購入の計画を進める必要があります。又、住宅の購入には、住宅の建設費用や土地購入代金、融資関連の諸費用、団体信用保険、火災保険だけを計上するのでは無く、カーテンや照明、家具、絨毯など竣工後の事までしっかりと考慮する必要があります。折角、新居に移っても前の住居で使っていたもので我慢するのを寂しい事もあります。その為、注文住宅などの新築の場合、予算の1割程度は余裕を見ておく必要があると言われています。

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